「ミルク1万年の会」会則
会の目的 | ミルクを楽しみ、ミルクを愛する人々が集い、人とミルクの関係史とその中で培われてきた多様な価値を考究するとともに、ミルクの新たな価値の創造と日本における乳文化の発展を目指します。 注:「ミルク」の意味:食品としての牛乳乳製品及びこれらを生産し供給する全ての活動 |
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会員に奨励すること | ミルクの楽しさや意義を共有する ミルクを介した文化(愛情、情報、価値と価値観など)を育む ミルクとの関係を生活シーン(時間、場所、食生活)の中で創る |
会員資格 | 会の目的に賛同する全ての者 但し、価値観や文化、生活スタイル、好みの多様性を認めること なお、入会・退会は自由 |
会の活動 | 情報交流会及び勉強会 会の目的に即した、会員の自由な呼びかけによる活動 |
活動の費用 | 会費はなし 活動毎の費用を、参加者で実費精算 プロジェクトをおこなう場合は、それを行う会員が、自らそれぞれに調達する |
情報発信、連絡の方法 | 世話人より、メールで情報を発信します 併せ、Facebook上に「ミルク1万年の会」のグループを作り、そこで情報を発信 |
世話人のご紹介 |
■ 代表世話人 前田浩史
■ 副代表世話人 信戸一利
■ 会計担当世話人 永田志保
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沿革
2015年 | ●創立パーティ(2月2日):「人とミルクの1万年」(平田昌弘先生著)の出版記念講演会を開催し、講演後のパーティの場で「ミルク1万年の会」の創立を宣言
●キックオフワークショップ(5月29日):会の活動方向を検討するキックオフワークショップし活動コンテンツ案を決定 ●磯沼ミルクファームで酪農体験キャンプ~乳牛のいる暮らしと手作り乳製品&牧場の恵み~(10月11~12日) ●ブラミルク@東京第1弾~明治期のミルクの足跡探訪~(11月7日) ●会員忘年会を開催(これがその後の「年末特別企画」に発展する)(12月4日) |
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2016年 | ●ブラミルク@東京第2弾~古代につながる明治期のミルクの足跡~(5月21日)
●世界のミルク1万年を探る旅~イタリア北部山岳地帯 Malgaのチーズ~(初めての海外企画)(7月13日~21日) ●イタリアMalgaのチーズの旅~イタリア調査旅行報告会~(10月1日) ●特選牧場 新潟・藤田ファーム~循環農業と温泉・紅葉狩りの旅~(11月12日~13日) ●年末特別企画 小長谷有紀先生トークショー~地味にすごい!ミルクのはじまり~(12月17日) |
2017年 | ●牧場体験とワークショップ @秩父・吉田ファーム(4月1日)
●ミルクでつなぐ交流会@磯沼牧場(5月13日) ●ブラミルク@東京第3弾~大正から昭和初期の東京酪農の足跡探訪~(5月20日)> ●世界のミルク1万年を探る旅 ~2017モンゴルの旅~(8月14日~19日日) ●2017モンゴルの旅報告会(10月22日) ●年末特別企画 ミルクで繋がる講演と交流の集い!畑中三応子先生トークショー~日本人は牛乳をどう受容してきたのか~(12月17日) |
2018年 | ●「ミルク一万年を探る旅2019」ブルガリア・ルーマニアの旅に向けた勉強会をスタート。(コロナパンデミックの影響でこの企画はその後中止に)(3月3日)
●牛乳工場を極める~ミルクの価値を育てリスクを管理する仕事~(3月24日) ●明治の酪農の記憶を残す看板の設置 1箇所目は東池袋の「モーモー広場」(4月14日) ●季節の牧場ピクニック~上野牧場で極上ランチを楽しむ!~(5月1日) ●美味しく食べて楽しく飲みながら考えよう!牛をめぐるフードリサイクル@COEDOクラフトビール醸造所(6月16日)> ●ブラミルク@十勝 北海道酪農の知られざる開拓史~十勝独自に歩んだ酪農開拓~(初めての地方開催)(6月23日~24日) ●ラミルク@東京第4弾 ~日本における農業近代化の足掛かりを探る? ブラミルクに併せ、看板設置 2箇所目は広尾の「七星舎ビル(牧場跡地)」(10月27日) ●年末特別企画 いま一度ミルクの価値を考えてみよう!~6人のスピーカの話で得た気づきからミルクの価値を共創する~(12月1日) |
2019年 | ●冬の風物詩「フグ」の食文化を学ぶ~厳冬の下関・天然フグの旅~(2月2~3日)
●大人の遠足第2回 上野牧場(4月28日) ●エサから考える酪農の生産基盤~鹿島飼料コンビナートの見学~(5月16日) ●年末特別企画 ミルクで繋がる講演と交流の集い(12月7日) ・講演:最新の考古学研究の成果が示す人類の乳利用の歴史(庄田慎矢先生) ・講演:乳利用の歴史と乳糖耐性(堂迫俊一先生) |
2020年 | この年は、年初からのコロナパンデミックの影響で全ての活動計画が中止となった。 なお、世話人会は3回開催され、オープンな活動ができない中で、これまでの活動(特にブラミルク)をまとめて書籍化するための準備が開始された。 |
2021年 | 引き続き、コロナパンデミックの影響で活動の多くが休止状態となった。 ●5月6日 明治の酪農の記憶を残す説明看板の設置 第3箇所目@池袋「池袋の森」 過去4回のブラミルク@東京の取り組みを基礎に、Jミルクの支援で、「東京ミルクものがたり」を、2022年3月中に出版することが決定。 |
2022年 | ●「東京ミルクものがたり 東京酪農乳業 史跡を巡るガイドブック」(前田浩史・矢澤好幸 編著)が農文協より出版される(3月)
●市民参加による酪農乳業史研究活動を目指して~「東京ミルクものがたり」出版記念シンポジウム~(日本酪農乳業史研究会との共催)(4月9日) ●ブラミルク@東京for学生(7月17日) ●ブラミルク@函館(9月17日) ●ブラミルク@東京 第5弾 「武家社会の崩壊と黎明期の牛乳搾取業」(11月5日) ●「人とミルクの1万年たどりなおすミニシンポジウム」@磯沼牧場(11月23日) |
2023年 |
●会員交流会 (コロナパンデミックが落ち着く中で活動を本格再開させるため)(5月20日)
●ブラミルク@秦野(9月30日) ●牧場探訪~愛知 都市近郊における地域循環型酪農を訪ねる~(11月18日) |